前の記事「インピーダンスと交流用オームの法則」で、インピーダンスは「電圧と電流がどれくらいズレるか、そのズレ量(情報)を含んだ抵抗」と理解してもらえれば良いと言ったが、では、どのように表すか。それが複素インピーダンスというやつ。
この複素インピーダンスの中の「複素」は、高校で出てきた複素数の「複素」。だから、複素インピーダンスは複素数と同じ表し方をする。
ここで、もしかしたらあなたは拒否反応を示したかもしれない。たしかに、数学の授業での「複素数」はけっこう面倒。私だって、留数定理なんて言葉を聞いたらギブアップ。
しかし安心して欲しい。交流回路の計算問題を解くために必要な「複素数」の知識はたったの3つ。
それは、
- 複素数は札幌の住所にそっくりな複素平面図に描く
- 複素数の表し方は2通り
- 複素数の割り算の仕方
たったのこれだけ。
そして、たったこれだけのことに”慣れる”ことができれば、交流回路の問題は非常に楽に解けるようになる。
あなたの頭がまだギブアップしていないようなら、下の解説を読み進めて欲しい。