【1種過去問】電流計切換えスイッチASの役割(R3年度-午後問45)

問題 <R3年午後問45>
⑤に設置する機器の役割は

<解答の選択肢>

  1. 電流計で電流を測定するために適切な電流値に変流する
  2. 1個の電流計で負荷電流と地絡電流を測定するために切り替える
  3. 1個の電流計で各相の電流を測定するために相を切り換える
  4. 大電流から電流計を保護する

【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午後問45】



機器は AS:電流計切換えスイッチ。機能は1個の電流計で各相の電流を測定するために相を切り換える


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前の問題(問44)
次の問題(問46)
高圧受電設備に関する問題(単線結線図)
令和3年度-午後問題

解法と解説

方針

過去 13年で AS の働きを問う問題は…(外観は、2019年の引っ掛け選択肢として出題されたことはある)

ふくラボ流攻略法

問題文を見ると、機器⑤の中には、AS という文字と、スイッチのような記号が描かれている。

AS は、アンメータ・チェンジオーバースイッチの略だそう。

結線図を見ると、CT → OCR → AS → 電流計と接続されている。これから電流に関係することは想像できると思う。

その働きは、測定したい電路は R, S, T の3相。この3相の電流値を 1個の電流計で測定できるように、AS で切り換える

なお、外観で区別するときは、切換スイッチの文字盤に 3つの電流相を表す R, S, T の 3文字の表示がある。ASと、問題文の図で、ASの真上に配置されている「電圧計切替スイッチ VS」 の外観を示す。

文字盤で判別できるようになってほしい。

まとめ

AS の働き・外観は、出題頻度は高くないものの難しい内容ではないので、早めにマスターを。


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